「よしっ!」


あたしは、忍び足で学校へ戻った。


絶対、学校にいるなあ…


だって、怪しすぎるでしょ。


「みーさとちゃーん。」


あたしは、声を小さくして言った。


「まあ、返事なんてあるわけないか…」


とあたしは、独り言を言う。


そしたら、聞こえてきた。


確かにあたしは、聞こえた。


「たすけて。」と…