「ねえねえ。星きれいじゃない?」


あれから、あたし達は学校を足早に出た。


だって、怖いじゃん。


美里は何も知らないから、不思議がってたけどね。


「そうだねえ。」


誰が見ても、きれいだと思うだろう。


「この中にいるのかなあ・・・。」


と美里がボソボソとしゃべった。


「へ?何か言った?」


「え?あ、何でもない。」


ちょっと慌てる美里。


あやしい~。


「まあ、いっか。」