―翌日


「おまたせ~」


「おせぇよ。」


「うん、ごめん。んで、どこ行くの?」


「まあ…黙って着いてこい。」


「はぁーい。」


あたしは、子供みたいに口を尖らせた。


「おまえは子供かっ!」


ってあっちゃんが笑う。


そんな、あっちゃんに着いていくと、アクセサリー屋さんに着いた。


「ん?ここ?」


「おう。あ、これおまえに似合いそう。」


そう言ってあっちゃんが取ってきたのは…指輪だった。


「へ?指輪?」