「あっちゃん?」


「ん?」


心臓が今にも破裂しそう。


決めたからには、やるしかない。


「あっちゃん…」


「うん。」


「…大好きだよ。」


自分でも顔が赤くなるのが、わかるくらい熱い。


今なら、平熱を軽く越してると思う。


あっちゃんの唇から自分の唇を離す。


あっちゃんも顔が赤い。


「結…莉?」


「あ、見てみて!飛行機雲だよ!」


あたしは、恥ずかしさを隠すために話題を変えた。


「おっおう。」