「えーっと、6時15分だけど…あ!」


あっちゃんも気付いたようだ。


「はあ…あたし、もう確実に死刑だわ。」


「まあ…1回死んで来たら?」


ちょっと真顔で言うあっちゃん。


「あほかっ!ぼけー」


いつも以上に怒ってやった。


「しーっ。妹が寝てんだよ。」


「…妹?」


しかも、寝てるって…


「おう。3歳の妹がな。」


3歳ですか…


ずいぶんとお年が離れてて…


「だから、静かに…」


「はぁい。」


「んで、どうしたんだよ?」