だけど…気にすんな、うん。


「じゃあ…よろしくな。」


と言って、吉田の方のあっちゃんは去って行った。


「あ、そうだ。美里…?」


「結莉、あんたモテモテだねえ。」


また、変な笑みを浮かべながら言う。


しかも、思いっきり今の会話を聞かれてた。


んまあ、いいんだけどね。


「え?無視?」


「美里、帰ろっか。」


「え?うっうん。」


帰りにアイスおごってもらお。


「…美里?アイスおごってね?」