「まあ、あたしは友達なんかいらないし、浜岡さんも早く行きなよ。」


とあたしが言ったら…


バチンッ―


その状況を理解するまでに数秒かかった。


「そんな事言わないでよっ!あたしと早瀬さんはもう友達なの!だから、どこにも行かない。裏切らない。」


あまりの迫力にほっぺたを叩かれた事をすっかり忘れてしまうほどだった。


「へ…?」