しばいた時に触れたあいつの髪はサラサラだった。


って、あたし変態?


まあ…まあ、気にすんなっ、うん。


「じゃあ、行こっか。」


「あ、うん。」


あたしは本当の目的を思い出した。


何か、こいつといると時間を忘れてしまうほど楽しい。


って、別に好きとかじゃないんだからね!


…うん。


「あ、そこだよ。」


と指さす方向には…


あっちゃんがいた。


「あっ…」


あたしは、自分の目を疑った。


だって…


だって…