『あれ? テディなんか白いのが出てる…』


「えっ?!」


テディの肩からは白い綿が見えた。
きっと、さっき転んだ時に破けちゃったんだ…


『僕がテディに乗ったから…』


「このくらいね傷どうってことないよ!!」


『でも…』


「大丈夫!ルイのおばあちゃんが直してくれるから」


『おばあちゃんが?』


「うん、ルイのおばあちゃんはね、ルイが眠ってる間に僕を治してくれてるんだよ。」


『知らなかった…』


「さあ、行こう?」


『うん。』