「-―であり、…なので…」
ふぁぁぁぁぁ..校長の話って
長いし、ダルイし、眠いし…
まぢで暇。
あ~あ、なんか面白いことないかな。
大あくびをしているあたしの太ももに
強烈な痛みが走った。
痛っ!!
はぁ、出たよ。
お母さん得意の石の拳。
ほんとーに痛い。
『起きてなさい!入学早々に…』
『はいはい、分かった。起きてる』
まったく…
別にいいじゃん!!
退学になるわけでもないし。
そう思いながら、
しぶしぶ起きていると
寝息が聞こえてきた。
見ると、お母さん…
寝てんじゃん!
人の睡眠邪魔しといて、自分は
幸せそうに寝ちゃってさ。