『レナ~!歩くの
はえーよ…』


大量のショップ袋を
手にぶら下げて、
少し息を切らし
ながらあたしの後ろを
ついて来る。


犬みたいっ!

『しゅうが遅いだけ』

どんなに
広いショッピングモール
でも、あたしは
待ってあげたり
しない。

むしろ歩く
スピードを
速める。

そしてエスカレーターも
使ったりなんか
絶対しない。

だってその分
歩かなきゃ
太っちゃうし…。

だから常に階段を
使用する。

しゅうが辛そうに
歩いてんのとか
関係ーない。

持ってる袋、
全部あたしのん
だけど。




悪魔ですけど
何か?