「その・・」
「・・・。」

沈黙が続き

「明日の放課後ここに来て!じゃぁ!」

その男は走り去った

そして真夜中

ビルの屋上

「カイ・・お前も来て居たのか?このつまらない世界に・・」
「よく気づいたな~。」

闇から人影が見えた

「久しぶり」
「あぁ」

本当に久しぶりだ

何せもう200年は会っていなかったから

「もう200年経ったのか?」
「あぁ」
「時の流れは速いな~」
「そうだな」
「人間の生き血は吸えたか?」
「いやっ・・」
「実は俺も・・・」
「この世界に美味い生き血は存在しない」
「それ・・わかるかも」
「気が合うな」
「ふん・・親友でしょ?」
「そうだな」