痛い



痛い



痛い…




私はキリキリする心を
押さえながら



ファイキの溜まり場を
出た。




外に出た瞬間

限界を超えた私の涙腺、



なだれ落ちるかのように私は道路の隅へしゃがみこんだ。





止まる事のない
私の涙腺は



次々に道路にシミを作り
どんどん私の瞳を
冷ましていった…