溜まり場には
いつものように


ガラの悪い奴らが
ゴロゴロいて、



私達に気がついた
男達は



深々とお辞儀した。




お辞儀をする奴らの中に
真と健太を発見した
私は



マキを置いて
2人に向かって
小走りして近付く。




「ねぇ アズマ知らない?」




趣な私は気持を
押さえるかのように
聞いた。



「いや、今日は溜まり場に顔出してないっスよ」