「なにか用かしら?」
あたしは猿井くんの真っ赤な髪に目を取られそうになりながら言った
「あれ?俺が敵ってもう分かってるよね?」
「えぇ、まぁ」
「そのわりには、冷静だね、澪ちゃん。 逃げたりとかしなくていいの?」
南は赤髪をいじりながらあたしに言う
「取り乱すことは品がなくてよ」
今から制服は着れないだろうと察したあたしはシーツを身体に巻き付けた
「そっ…か」
南は自分の顎に手を当て何か考えている様子だ
…あたしホントにどうしようかしら、、
これは厄介だわ。
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