「純君!!家族!!」


いい音を立ててドアを勢いよく開けると純君が起きた。


「わかったわかった。僕は父親だって」


「違う違う違う!!起きて純君!!新しい家族!!」


「彼氏はまだ早いっっ!!」


寝ぼけていたかと思った純君が勢いよく起き上がった。


そして馬鹿面。


「え!?ねっ……ね、ね、ぶぇっくしょおん!!カフェラテ~……ずずっ……ね゛ご!?」

あや……


もしかすると……


このお坊っちゃまったら……



「出しっ……ふぃっくしょんふぃきしょん、カフェラテ~。部屋から出して……!!ズズッ……」


猫アレとみた。