────────── ─── 屋上での出来事から一夜明けた今日、僕たちは今、羽鳥のお墓の前にいる。 「…羽鳥」 「…っ、羽鳥ごめんね、ごめんね……」 あれから美佐は僕らと波ちゃんに謝った。 「…何を言っても、もう遅いけど、…みんな、本当にごめんなさいっ!」 …僕らは、ただ黙ったまま泣いている美佐を抱き締めた。