「じゅ、ん…」
息を吐き出すように切なげに俺を呼んだと思ったら崩れ落ちるアネキの腰に腕を回す。
『ごめん、もうちょっと…』
足に力が入らないくせに俺の頭を引き寄せてキスを受けるアネキが愛しくて仕方ない
離したくない…
このまま
時が止まればいい
今は、
世間が何と言おうが
神様ってヤツがどう思おうが
ずっと求めていた
“男”と“女”なんだ……
『アネキ、愛してる。…ずっとこうしたかった』
「あたしも…愛してるよ、准」
この想いは間違いですか?
愛に間違いがあるのだろか…?
ただ、
人を愛しただけなのに