植田家に着き、一直線に植田兄の部屋に向かう。
ドアノブに手をかけても中から鍵が掛かっていて開かない…

「くそ、開かねー」


『どけっ!!!』
1秒でももったいない俺は勢いを着けてドアを蹴破る。


『アネキ!!』
「アニキ!」

部屋を見ると……




ベットの上にアネキが寝ている









その横にはワイングラスを片手にベットに腰をおろす、
植田兄がいた。


頭に血が昇った俺は植田兄の胸ぐらを掴みながら低い声で




『てめー…香奈に何しやがった?』