『うん、遊ら呼ぶわ。すっげー喜ぶ』
いつもアネキの飯が食いたいってうるさいヤツらを誘ったら飛びついて喜ぶだろう。
アネキは急に動きを止めて、
俺の顔を覗き込むように見てくる
「遊ら……“ら”って女の子も?」
予想外の言葉に返事出来ないでいる俺に
「……そっか」
呟いてまた片付けをし出した。
え………
今何て言った?
“女の子も”
何でそんなこと聞くんだよ
何でそんな顔してんだよ
『アネキ?』
今日のアネキ変だ
“どうした”
そう言おうとした瞬間
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