「何で、6時半?」

『さぁー?』

暫く考えるような顔をしたと思ったら急に遊が


「分かった!!」

と叫んだ。



「香奈ネェ、可愛いー」
と笑いながら俺の肩をバシバシと叩いてくる


別に、
香奈が可愛いのは今に始まったことでもないし…
と馬鹿なこと思いながら

『何だよ?』
と遊に聞くが、


「ま、帰ってからのお楽しみだな!! 俺は明日なっ」

そう行って煙草に火をつけた…


コイツ、
煙草吸い出したら
喋らねーんだよな



内心すっげー気になりながら溜まり場で6時頃まで過ごした。