久しぶりにアネキと二人で夕飯を食べた。
いつもはアネキはこの時間に夜間の学校に行っている…
俺と二人で暮らす為に
朝早くから働き、夜には学校……帰って来るのは本当に夜遅い時間だ。
いつもアネキがいつ倒れてしまうのか心配で仕方ない…
逆に倒れてしまって休ましたいとも思う
俺が今、全日制の学校に行ってるのも…
全部アネキのおかげ
……自分を犠牲にして俺の夢を応援してくれたアネキのおかげだ
俺は無力なガキだ
何をしても償えきれない
何をしても感謝しきれない
なのに俺はアネキをきっと傷つけてしまう……
この想いはきっと――――