あの日をキッカケに恋をした。なんてない…ただそれが自然なようにアネキが好きだった。
もう胸を張ってもいいのだろうか……幸せにすることが出来るのだろうか……
罪を背負わなくていいのだろうか
「ただいま」
玄関からアネキが顔を覗かせた瞬間に腕を伸ばして抱きしめた。
「…准?」
抱きしめても
抱きしめても
抱きしめても
俺のものにはならないと思っていた…どこかで覚悟していたんだ。
「准…どうしたの?」
『………香奈』
「全部、俺にちょうだい」
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