しばらくしてから…
俺は冷めた珈琲を飲んで席を立ち、店を出てすぐにアネキに電話をした。


「もし…もし?」

『俺。話したいことがあるんだ…帰って来て?』

「…分かった」




声が震えていたと思う




アネキは喜ぶだろうか…
それとも、
俺みたいに複雑なんだろか