* * *
約束の明日になってもアネキは帰ってこない。携帯も電源を切っているのか全く繋がらない…夜に手当たり次第に探したがそんな方法で見付かる訳もなく一人の夜が明けた
目の下にはクマができている。
会いたい……
これからあのオンナに会う勇気が欲しい
アネキの為なんか言えない。
俺の為に…
自分勝手な俺はアネキとの未来に1%でも希望があるなら何だって縋(スガ)り付くんだ。…どんなに残酷な過去があったとしても
―――アネキ
俺とアネキが姉弟じゃなかったらもう一度笑ってくれる?
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…