『じゃあ、顔見せて。んで…おはようのキスして』

「え?!」
布団から目だけだして焦るアネキ


『俺のことドSの変態扱いした罰』

「うぅ゙っ…」


『どーする? それともマジでさっき言ったみたいに――』
ニヤリと笑う俺に一瞬眉を引きつらせて


「やらせていただきます」

と顔をだして、
キスをしようとするアネキの顔を穴が空くんじゃないかってぐらい見つめる。

……やべ、朝から理性が





「もう、准…目瞑ってよ。恥ずかしい」
顔を真っ赤にさして膨れるアネキが可愛くて仕方ない


『アネキは俺を欲情させる天才だな』