「お、お義兄さんなんて…!
自分のが年下だし…」

「じゃあ…
まずは友達から始めて俺の事は呼び捨てでいいよ」

「いや…じゃあ
准君と呼ばせてもらいます(笑)」

「タメで話しマセンカ?」

「…アハハ!“マセンカ”だって(笑)
こちらこそタメでよろしく(笑)」

「じゃあタメで」

「あぁ」

「琴音ちゃんと学校ではどんなんなの?」

「学校だと私と准兄ちゃんは教師と生徒なの。

…だから、家でみたいには
接っせられないけど、……楽しいよ?」

もちろん、寂しくないのかと聞かれたら
すごく寂しい………。
だって………


学校じゃあ、
ただの教師と生徒。
それ以外になにもない……二人になる。