「うん、わかった!早く来てね!
待ってるから!」

「了解。すぐに行くよ、お姫様♪」

「エヘヘ///じゃあ…
先行ってるね♪」

「おぅ。
あ、行けばすぐ分かると思うが黒い車だ!」

「わかったぁ♪」

“お姫様”…かぁ////
あ、あった!
あの黒い車だ!
准兄ちゃん…車持ってたんだ(笑)


ガチャッ

たしか後ろに……
これだぁ♪
紙袋に“琴音”って書いてあるし。


「う、わぁ―…///」
可愛い///
めちゃめちゃ私の欲しかった最近でたばかりの
ミニのフリルがついた
ピンクの花柄で
おしとやかなちょっと
大人っぽいワンピースに
その服に合う可愛い靴…!

サイズもちゃんと合ってる!
すごい…///

「気に入っていただけましたか?お姫様」

「准兄ちゃん!」

「よく似合ってる、
サイズも良かった。
合ってて。」

「さぁ、乗って。」

「う、うん。」


今さらかもしれないけど
ここの駐車場…
学校から離れててなおかつ
准兄ちゃん……
ここ教師が止める駐車じゃなくて
ただの空き地?だよ……。

まぁだからわかったんだけど……。

チラッ

運転している准兄ちゃんもカッコイイ…///