私が立ち去っていた時 急に大地が叫んだ




「優奈!!!!………みくはっ「私はもう決めたから……」

涙を手でふき
大智の目を見てほほ笑みながら




「大智……これからはもう二度と話しかけないから……それと『大智』じゃなくて『山下君』って呼ぶよ」









「……何を言っても……もっ……もう……ダメなのか???」

「うん……」



「なら…これだけは言わせて…………みくとの事は……優奈の…勘違いだから……俺が好きなのは……!!!」




私は`山下君'の言葉を聞いていられず
学校まで走った………





何を言ってるの???
今頃………
私の勘違い……
よく言えるねそんな事が
どーせ みくの事を庇ってるんでしょ???














「これで…よかったんだよね…………????」












モヤモヤしたなにかが私の中で渦を巻いていた



















私は``山下君''が言った最後の言葉を気にせずに 走って学校へ向かった