「話しぐらい聞けって!!!!」

大智の張り上げた声にビックリして私は体をビクッと跳ねらせた

「ごめん……いきなり大きい声出して……でも話しぐらい聞けよ……」

大智は私がビックリしたのに気がついたのか謝ってきた

「わ……私は、話す事……ない……よっ」

この場で泣いてしまってはダメだと思い下を向き涙をこらえた




「お願いだから……っ……は……話しぐらい……きっ……けよ」

私は大智が泣いている事にビックリして大地の方を見た




「……グス……お願いだよ……ゆっ……優奈」

泣いる顔を見られたくないのか下を向いて私を逃がさないように両手を握っている





心の奥がヒリヒリする