俺は、空との電話で北山が来ていない事を知った。

そして、急いで学校へ戻った。

「北山、話があるんだけど。」

「あぁ?!何だよ?」

「…。」

「早く言えよ!!」

太陽はガムをペチャクチャ噛みながら、眉間にシワを寄せてイライラしている様子だった。

そんな姿に、凄く腹が立った。