ベンチに座りながら暫く沈黙が続き…

空が涙をハンカチで拭き、僕に微笑みかけた。

空は一息つき…

口を開いた。

「海斗、もう一つ話したい事があるの…。言おうかどうか凄く悩んだんだけど、海斗には隠せなくて。」

「何?話して。」






























「私、記憶が無くなるみたい。」