「すっすいませ…「遅い!!」


私の言葉は大きな声で消されてしまった


ぶつかったのは何かに数字を書いている男の人だった


怒られた理由がわからず反射的にまた謝ってしまった


そして書いている手を止め

勢いよく私の腕を引っ張った


「あんた手紙読んだ?」


「!?あなたがラブレターの差出人??」


佐藤ではなかった


でも佐藤より身長が高く顔立ちが良かった