ドアを開ける大きな音

それと同時に勢いよく入ってきた男


私はほうきを持ったまま固まった


だって当番のいっちゃんでもないし武田君でも村上でもない


そこにいたのは


  変人だった…


でもなんか様子がおかしい…?


「……亜子!!」



へ??


変人は私の方を見るなりそう呼んだ


私は驚き目を丸くした


「なっ…何で私の名前知ってんの!!?」