「お前、女だからって容赦しない。」



阿久津の後ろから出てきた男。



咲「相原彬人君だよね?よろしくね。」


彬「…っ。」


咲「後、後ろの席に堂々と座って話を聞いている。結城愁真君もよろしくね。あたしの名前覚えてね?」


結城愁真は何も言わずに座ったままだった。



あたしはYシャツを着て


咲「あたしに何かしようなんて考えてるなら、痛い目見るからね(笑)?忠告だから、忘れないでね。」


と、言い残して教室を後にした。


が、


「おめぇ、うざいんだけど女のくせして生意気なっ!!」



だから
言ったでしょ?
さっき言ったのに聞いてなかったのかしらね~



咲「大人しくしてれば痛くないのに…ね?」


ドスッ


一発。


「…うっ。」