咲「…一晩だけなら。」


答えてしまった。


後々、気づいてしまった。


龍「ありがとうございます!!」


すごく嬉しい顔をしていた。


あたしが出来る事なら…


他人を…
誰かを…
救えるのであれば…


救いたい。


あたしは、亮がいる部屋に戻った。


亮は泣いていた。


まだ、あたしには気づいていない様子。


なんか…