あたしは朝食のヨーグルトを食べながらそう思ってた。
「奏愛、よーちゃんが学校行くって。」
「えっ!よーちゃん行ってらっしゃい。」
「行ってきま~す。」
元気な妹を送り出してあたしは片付けを始めた。
「奏愛~俺らも時間~。」
「えっ嘘!
洗濯物干さなきゃ!!」
「毎朝ご苦労だねぇ。」
「喋ってるなら手伝ってよ。」
「やなこった。」
「あっちょっと!!」
祥也め…。
なんて最低な兄なんだ!!
いっそ学校であいつの本性暴いてやろうか。
「あらめーちゃん、おはよう。」
「ばぁば!!おはよう!!
あたし学校行くね。」