‘…部屋帰るか?’
俺が聞くと美弥は首を横に振り話し始めた


‘智貴、あの時の事でずっと辛い思いさせてごめんね。でもね…あの事があったから智貴の事ずっと想えてた。そして、智貴が私の事思ってくれてた事本当に嬉しいよ’


美弥は目を潤ませて見つめている


そのまま抱きたい気持ちを抑えて美弥の手を取り部屋を抜けて一階に向かった