ベランダには
ブルーのワンピースを着た美弥が空を見上げ立っていた


‘美弥…’


俺の声でゆっくりと振り向き微笑んだ


‘起きた?’


‘いつからいたの?’


‘んー少し前かな’

美弥を後ろから抱き締めると少し体が冷たかった