《翌日》


美「あれ?
今日はお弁当2つもってるのね??」


私の持っている2つの紙袋をみて鋭く美里が嗅ぎつける。


み「まぁね、ちょっと訳あってね」


うまく交わせたかしら?


美「はーん、王子のお弁当ね」


やっぱり美里は騙せない。
長年の修行の成果がでているようね。


み「そうよ、だって毎日パンだって言うんだもの!」


美「いやーん、みなみちゃんやーさーしーいー」

そんな美里の言葉にいらっとしたけどあえて無視をする。