私はコーヒーとチューハイとおつまみ、一応昨日買ったクッキーを持って、坂上くんのところへ。

「先生、変わってねーな。」

「そう?」

坂上くんが指差す18歳の私。この頃よりは少し変わったと思うけど…

「あ、やっぱ変わった。」

「どっちよ。」

「綺麗になった。色気?こん時の先生は"可愛い"みたいな?綺麗だけど、可愛いのが強い。」

うんうん。と一人で頷く。…照れるんですけど。
顔が徐々に赤みを帯びていくのを感じる。