修「分かってるケド…」
修治は、渋々呟く。
杏理は、小悪魔な笑顔で、修治の両頬を引っ張る。
杏「ほら、そんな顔しないせっかくのイケメンが台無しでしょ?修治は、いつも笑ってなさい笑わないと、浮気しちゃうんだから」
杏理は、笑顔のまま走り出す。
修「ハッ。やっぱ杏理には叶わねぇや杏理待てよ」
そう呟いて、走り出す。
杏理は、ペロッと赤い舌を出して笑う。
杏「捕まえなきゃ、帰りにアイスおごってね」
2人は、追いかけっこをしながら、教室へ向かう。
廊下には、羨ましげに2人を見つめる生徒と、2人の笑い声が響いていた。

"噂の2人は
バカップル"