★ひかるSIDE
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「知らねーよ!!」



そう叫んで部屋をでていった光太郎。



『どう思う?』



コーヒーを飲みかけた神に問う。



「うーん」



『あの様子じゃ二人とも苺李ちゃんに会ったようね。』



「でも苺李ちゃん、変装してるんだろ?」



コーヒーをひとくち飲み、カップをテーブルに置く神。



『えぇ。だけど二人とも気付いてるわよ。』



神と向かい側のソファーに腰をおろす。



「なんで?」



『あの二人の反応を見てたらわかるわよ。』



私からしたら、わかりやすい反応だったもの。