「チ…俺そんな悪趣味じゃねーから」




「だから〜」『お願いしますってば〜』


「俺やんね」「お願いします」


「い、や、だ」『お願いします』


「……」「お願いします」


『「お願いします」』





「あ〜もう!くそッわかったよ!やりゃあいーんだろ!?」




よっしゃ

やっと折れてくれた



『はい!ぜひともお願いしますっ』

「お願いします」




まだ納得がいかないって顔してるけど


一度言ったことはきちんとやり通す人だから

大丈夫だろう。




『あ、一応言っておきますが、絶対に好きになっちゃだめですよ』



「あ?誰をだよ」



『苺李ちゃんにきまってるじゃないですか』



「はぁ??何いってんの?8才も下の奴を好きになんかなんねーよ」



……まぁそれもそうね


それに先輩に限って
そんなことありえないしね。






『じゃあ頼みましたよ!若井先輩』