★ひかるSIDE
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苺さんの撮影終了後、


苺さんと神と私で
『あの話』を進めた。






今は帰り途中で
神と車のなかにいる





『……神』



「何?」



『……』



名前を呼んだまま黙りこんだ私を


窓の外を見ていた神が見る。



「ひかる?」



『……いいこと思いついちゃった』




ニヤっと笑って神をみる。





「…え、何?」





―――――――――…
―――――……










『じゃ、先輩そーゆうことなんで』




「はぁ!?なんで俺が!?」



『こんなこと頼めるの先輩だけなんですよ、』



あたしわ嫌そうな顔をする先輩に手をあわせて、あることをお願いした。



『ほら!神もたのんでよ!』



横でつっ立っている神にそう言う。



「お願いします。」