課長は読まれたかと言わんばかりの顔で苦笑う。

「あぁ、まぁそんなところだな。でも、今回はちゃんと原稿回収課としての仕事もかねてる。」

正直、課長の話はあまり信じられない。

その顔を読みとったのかため息をついた。
「信じてないだろ。」

「まぁ。」

あなたにはもう何回かだまされてますからね。

「じゃあ、これ。」

写真と沢山の書類を手渡される。