持っていたタオルに水を含ませ


悠の傷口に当てる


「痛ッ…」


「我慢してね……」


痛そうだけど、血を流さないと固まってしまうし


腫れた頬も少しでも冷やさなきゃ!


応急処置も終わり美樹は時間を気にしだした


「美樹?」


「ごめん!私親に連絡してなかった」


と焦る


「じゃあ帰るか!」


と悠の言葉で


それぞれが家路につく事にした