「調子ノッてんじゃねーぞ」


「此処でヤっちゃおーぜ!」


チャラ男の煩い声が響く


面倒な事になる前に帰ろう


そう思って立つと


腕を掴まれた


「離して下さい」


「何処行くのかな〜?」


「勝手に帰ろーとすんじゃねーぞ?」


男の力には勝てないが抵抗する


「離し「何してんだ!」」


!!


何故か


声がした


「伊藤悠……」


「テメェ、関係ねーだろ」


「引っ込んでろよ」


…確かに伊藤悠は関係ない


「関係ある!!」