高校生時代に奈留に連れて来て貰った有名レストランへ行く


当時は此処に来るほどの金が無くて奈留に払わせたものだ


可笑しくて笑ってしまう


そう思ったのは俺だけじゃなくて奈留もだった


「此処、予約しとかないと入れないわよ?」


相変わらず奈留は馬鹿にした様に笑う


「予約してあるから。」


悠は慣れた手つきで奈留をエスコートした