「奈留ったら、悠君のサインをダシに頑張ってたよ。」


美樹が言う


「ダシ…?」


「メニューに特大パフェあったじゃん?」


「あぁ、1番高いヤツね。
それが?」


「そのパフェ買った客に、悠君のサインあげてた。」


?!


あのパフェが150個売れた


ってか俺……


「利用された―――?!」


「お黙り、悠。」


「くぅぅぅう!」